映画「哭声/コクソン」  ~異物が混入したパズルとナ・ホンジンの悪意~



哭声/コクソン・・・韓国語で「泣き叫ぶ声」という意味。

今日は週明けにふさわしく、土地の購入希望のお客様から、申し込みを頂く事となり、

売地に関する成年後見人のご相談も頂き、電気の自由化に伴う安い電気のお申込み、

相続に伴う中古住宅の売却のご相談を頂き、免許更新に伴う新しい名刺が出来、

弊社が長年お世話になっているお客様から、エアコンクリーニングのお申込みを頂き、

そしてつい先ほどまで本八幡で商談をさせて頂き、今、事務所に帰って来ました。

 

ブログを毎日書くことを決めたので、眠い目をこすりながらですが、今夜もお送りします。

 

今日の映画は、GWに観た、韓国映画『哭声/コクソン』について、過去のブログに書いたものを、

加筆・再編集して送ります。

今年は韓国映画の当たり年と言われているらしく、GWに3本映画を観たのですが、なかでもこのコクソン、

もっとも強烈に精神的なダメージを負って、夢に見た後、数日間、ふと気が付くとこの映画の事を、

思い出している自分に気が付く、生涯忘れられない一作となりました。

 

『哭声/コクソン』公式サイト

http://kokuson.com/

出だしあらすじと解説は、(映画.comより)

「チェイサー」「哀しき獣」のナ・ホンジン監督によるサスペンススリラー。

平和な韓国の田舎町コクソンある村にやってきた、得体の知れないよそ者の男。

男が何の目的でこの村に来たのかは誰も知らない。村じゅうに男に関する噂が広がる中、

村人が自身の家族を虐殺する事件が多発する。

殺人を犯した村人に共通していたのが、湿疹でただれた肌に、濁った眼をして、

言葉を発することもできない状態で現場にいることだった。

この事件を担当する村の警官ジョングは、自分の娘に殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。

娘を救うためにジョングがよそ者を追い詰めるが、ジョングの行動により村は混乱の渦が巻き起こってしまう。

警官ジョング役にドラマや映画の名脇役として知られ、本作が初主演となるクァク・ドウォン。

國村隼がよそ者の男を演じ、韓国の映画賞・第37回青龍映画賞で外国人俳優として

初受賞となる男優助演賞と人気スター賞のダブル受賞を果たした。

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観る前の感覚【國村準さんの、全裸にふんどしのシーンが出てくる事しか知らないんだけど】

観た後の感想【今までの映画の常識がまるで役に立たない、観客を地獄の底で、引きずり回す新しい悪夢】

一言で言うなら【(監督を)疑え。(監督に)惑わされるな】

 

この作品については、なるべく事前情報が無い状態で観られた方が面白いので、

ネタバレをしないでおおまかな感想を書くと、

いったいどこへ連れて行かれるのか分からなくなる不安に、観客は突き落とされ、

最後の最後まで、一体何か真実なのか、誰を信じたら良いのか、目に映るものは本当に真実なのか、

観客が真実に到達しようと必死に考えようとするところを、ナ・ホンジン監督が悪魔の様に妨害をして来ます。

そのため、156分もあるのにも関わらず、時間を長く感じません。

ラスト近くは、観客の息が浅くなり、呼吸が本当に詰まって来ます。

映画館で観終わった後の、映画館全体の、水をうった様に、シーンとして、誰もが息がまともに出来ない、

明からに酸素が足りない、張りつめた感覚は、忘れようがありません。

 

『桐島、部活やめるってよ』や、『この世界の片隅に』は、

何気ないシーンや言葉使いや視線などに、物語を解くキーワードが隠れているので、

この映画も、注意深く見ているつもりだったのに、この映画、私程度の注意力では全く太刀打ちが出来ませんでした。

 

はっきり断言しますが、韓国映画の、闇の底の様な深さと、恐ろしさを、体験できる作品です。

 

主人公は、情けない警官なのですが、その主人公が危機に直面して、

主人公として覚醒していく様は、観客の感情が上がっていき、主人公の覚醒とともに、観客の感情も最高潮に達しますが、

ナ・ホンジンはその映画の文法を逆手に取って、その他の演出もあの手この手で、悪魔的に、悪意を持って使ってきます。

主人公の娘を演じる、子役の俳優の演技も凄まじく、この子の将来が不安になるほどです。

 

この映画は、劇場情報

http://kokuson.com/theater.html

など、ミニシアター系でしかやっていないので、

DVDで観るのも一つの方法では有りますが、

機会がある方は、映画館で見ることをオススメします。

 

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